兵庫県立淡路島公園(淡路市)・・・
おまえがね。私の傍らにいたときは、写真を見ててもそれほどに気が付かなかったんだけど・・・。

こうして、じっくり噛みしめておまえの写真を見ていると、何枚かの写真でときどき行く方向とはぜんぜん違う方向を見てることに気が付いたんだよ。おまえ・・・おねえさんのこと、いつも気にして見ていたんだね。

何度も言うけど、おまえのそういう優しさが大好きなんだよ。おまえが傍らにいるときに、このことにもっと!!気付いてもっと!!褒めてやればよかったと、今は本当に後悔してる。

おまえは、人なんかよりはるかに愛情の強い、友情の深い子だったんだね。
あの、おまえがまだ我が家に来て間もない頃、あんなに寂しい目をしていた子が、こんな子になってくれてたんだね。寂しい想い経験したことを覚えているはずの頭のいい、賢いおまえだから、だから私に対しても、のこに対しても、家族に対しても、人に対しても、人一倍愛情が強かったのかな。
・・・私はそう想っているよ。
おねえさんと私が交代でお手洗いへ行くも、おまえは、そばにいる私よりもおねえさんのほうばかり気にして見ていましたね。
まだまだ花が咲く季節じゃなかったからガランとした感じだったけど、それでも
いろいろ園内を散策して・・・。

花と草原のゾーンから、戻るのに、おまえは来た道をしっかり覚えていて、来た道をちゃんと曲がってさっさと階段を下りて行っていましたね。

舗装路を延々歩いて戻る途中、私は写真を撮りながらのんびり歩いていて。おまえは、だいぶ先を歩くお友だちとおねえさんに早く追いつきたくて仕方がないのに、それでも、私に付き合っていっしょに歩いてくれて。

おまえの後ろ姿、私を気にして振り返るその顔が・・・。
風がものすごく強く、日差しやお天気のわりには、それほど暖かくはなかったけど、おまえたちは寒がることもなく、この大きな大きな公園を、足取り軽やかにものすごく楽しそうに歩いていましたね。

おまえがいたときは、そんなことはぜんぜん思ってもみなかったけど、今、この階段をふたりで登る写真を見ていると、おまえはこんな感じに天国に召されたのかな・・・って思ったりするんだ。

くろ、この日を私にくれてありがとう。
      ・・・2012年12月24日
だけどね。天国なんかに行ったって、誰も知り合いはいないじゃないか。
寂しがり屋のおまえが、そんなところに行ったってぜんぜん楽しくないんだから、早く私のもとへ戻っておいで。
戻ってきてさ・・・またいっぱい!!お出掛けしよ。みんなでお出かけしよ。。。
→2013年、新たな年・・・
遊具のあるエリアを抜け、この大きな丘陵の広場を見たとき、思わず私は
「わーっ!」と声を上げたね。おまえたちはこんな広大な広場があっても、自分たちで走り回って遊ぶ子じゃないし、向こうのほうで知らないワンが遊んでいたので、手前のほうで休憩して、通り過ぎるだけだったけど、私は、「暖かくなったら日向ぼっこするのに気持ちいいんだろうな」とか「芝生が生えてくる季節には緑がとっても鮮やかにきれいんだろうな」とか、いろいろ想像をしながら、この大きな広場を見ていたんだよ。

もちろんその想像の中には、ごく当たり前に、ごく自然に、楽しく遊ぶおまえとのこがいたんだよ。