くさか園地(東大阪市)・・・
京都の鴨川は十条から下鴨神社まで歩く、今まで行った中でいちばん長い距離の往復20キロ。おまえは、いつものように前のほうを歩くお友だちと後ろを歩く私との間を行ったり来たりしていたから、30キロ近く歩いてたんだろうね。
お天気もほんと晴れたり曇ったり、時折雪がちらついたり・・・。
寒いような暖かいようなよくわからないお天気だったけど、出雲路橋まで着いて、ポカポカとした日差しのもと、広々としたデッキの上でお昼寝して休むおまえたちはとっても気持ち良さそうだったね。
おまえは知らないだろうけど、このときの写真は私の一生の宝物なんだよ。
のこは本当にひっつきむしで、ずっとおまえにひっついて寝ていましたね。おまえがひとりで寝ていてもすぐにそばに寄って行ってベッタリ。
・・・つい去年のこと、のこがおまえにひっついて寝ていたのは、ついほんのこの前までの毎日の日常だったのにね。
鴨川沿い(京都市)・・・
前のほうを歩くお友だちと、写真を撮りながらゆっくり歩く私とのあいだをおまえは行ったり来たりしながら・・・あのとき、おまえは私たちより1.5倍ぐらい多く歩いていたんだろうね。
トンネルの中に入って行くのに、あのとき初めておまえが暗いのが苦手なのを知ったよ。そして、川を覗き込もうとするいつも好奇心旺盛なおまえにどれだけ私は肝を冷やしたことか・・・。何度も興味津々に覗き込もうとするおまえに、ついに堪忍袋の緒が切れて、「コラッ!!」って叱りましたね。
そのときの寂しそうな、悲しそうな、残念そうな、おまえの顔・・・本当は、おまえの楽しみを奪うことになる私のほうが辛かったんだよ。でも、帰り道でも懲りずに覗いていたのを私は知ってたけどね。そんなおまえのおてんばさんなところも私は大好きだから。
往復16キロ、いやおまえははるかに20キロ以上、本当によく頑張りましたね。
福知山線の廃線跡は、本当に楽しかったね。
石切駅から登る生駒山は、登っても登っても登っても登っても・・・ずっと登り道ばかりでみんながリタイヤしそうになったね。というか、山道に入って行くまでの民家のあるふつうの道ですら、急坂でもう何度も休憩して。
途中、すれ違うハイカーの人たちに何度も「どこまで登るんですか?」と聞かれ、「山頂までです」と答えると、おまえたちを見るなり、すごく!!驚いていましたね。くろ、おまえたちはそれぐらいすごい子だったんだよ。
そんな急坂ばかりの山道を登るのに、それぞれみんな自分のことだけで精一杯でほかのみんなを気遣ってる余裕がない中、おまえだけはとても優しく、いつも以上に「だいじょうぶ!?」と私に振り返ってくれる顔を見て、私は登りきることができたんだ。
おまえの優しさ、そしてその優しい顔は・・・私は一生忘れない。
登ったり下ったりで歩いているときは温かかったけど、帰り際に雪が降り始めて、急に寒くなりましたね。
そんなにきついコースでもなく、わりと楽に歩くことができたけど、最後に道を間違って、思わぬ崖を登らせてしまいましたね。
川がきれいで、本当は夏に連れて来てやりたかったんだけど、おまえたちが水、ニガテで、それに急流に流されては・・・と思ったんで、元気に歩ける冬に連れてきたんだよ。
ここは私もお気に入りの場所だったから、また連れて来てやりたかった。。。
くさか園地では、ものすごく風が強く、おまえたちが飛ばされるんじゃないかと心配してたの知っていましたか。
おまえには見えなかっただろうけど、夕暮れにあべののハルカスや大阪湾の海までがとってもきれいによく見えていたんだよ。
今度会ったとき・・・そのときのことを、また三人でいっぱい!!お話ししようね。おまえとはまだまだぜんぜん話し足りないから。。。
旧福知山線廃線跡(西宮市)・・・
2月に入って、生駒山(東大阪市)・・・
摂津峡公園(高槻市)・・・