毒には、自然界に存在する天然の毒、動物毒のトキシン(Toxin)や主に植物毒のアルカロイド(Allaloid)と人が作り出した化学物質である人工的に作られた毒のポイズン(poison)とがあります。
一口に毒と言っても、健康や生命に害を与えるものだけでなく、反対に疼痛緩和や緩下剤などのように薬草として痛みなどを軽減させる毒まで効能は様々です。
動物毒は、トキシン(Toxin)と呼ばれ、フグに含まれるテトラトドキシンなどがよく知られています。
植物毒は、主としてアルカロイド(Allaloid)のように植物自体の中に生じる重要な生理作用、薬性作用を有するものや、細胞質中に溶存する配糖体グリコシド(glycoside)あるいはサポニン(Sapoin)等が作用を及ぼしたり、心臓を止める働きのある強心配糖体という成分を含む植物もあります。
植物毒の多くは、アルカロイド系です。これは、動物の体内に入ると神経ホルモンの活動を冒す神経毒となります。
作用の緩やかなものから少量でも致死に至るものや幻覚を引き起こすものまで様々です。
昔から使われている薬草なども使用方法や用量を守れば妙薬にもなりますが、多量摂取することで死に至る猛毒にもなるのです。