亜科 属(主だったもの)※ABC順/青字は本ページに詳細掲載
サトイモ亜科 アグラオドルム属 、 アグラオネマ属(アグラオネマ)  、 クワズイモ属(クワズイモ) 、 アンブロシナ属 、 コンニャク属(コンニャク) 、 アンコマネス属 、 アヌビアス属 、 アリダルム属 、 アリオプシス属 、 テンナンショウ属(マムシグサ、ユキモチソウ、ウラシマソウ、ムサシアブミ) 、 アリサルム属 、 アロフィトン属 、 アルム属 、 アステロスティグマ属 、 ビアルム属 、 ボグネラ属 、 ブケファランドラ属 、 ハイモ属(カラジウム)  、 カロプシス属 、 カルレフィトン属 、 ケルケスティス属 、 クロロスパタ属 、 コレトギネ属 、  サトイモ属(タロイモ、サトイモ) 、  クリプトコリネ属 、 クルカシア属 、 カスリソウ属(ディフェンバキア) 、 ドラクンクルスエミニウム属 、 フィラルム属 、 フルタドア属 、 ゲアルム属 、  ゴナトプス属 、  ゴルゴニディウム属 、 ホパリネ属 、  ヘリコディケロス属 、 ヘテロアリダルム属 、 ホマロメナ属 、 ホッタルム属 、 ヤサルム属 、 ラゲナンドラ属 、 ラザルム属 、 マンゴニア属 、 モントリカルディア属 、 ネフティティス属  、 ペルタンドラ属 、 フィロデンドロン属(ヒトデカズラ、セローム、ヤッコカズラ、クッカバラ) 、 フィマタルム属 、 ハンゲ属(カラスビシャク) 、  ピプトスパタ属 、 ボタンウキクサ属(ボタンウキクサ) 、 プロタルム属 、 プセウドドラコンティウム属 、 プセウドヒドロスメ属 、  レムサティナ属 、 サウロマトゥム属 、 スカフィスパタ属 、  スキスマトグロッティス属 、 スパタンテウム属 、 スパティカルパ属 、 ステウドネラ属 、 スティロカエトン属 、 シナンドロスパディクス属 、  シンゴニューム属( シンゴニューム) 、 タッカルム属 、 テリオフォヌム属 、  ティフォニウム属 、  ティフォノドルム属 、 ウレアルム属 、  クサントソマ属(タロイモ) 、 ザミオクルカス属 、 オランダカイウ属(オランダカイウまたはカラー、キバナカイウ) 、 ゾミカルパ属 、 ゾミカルペラ属
ヒメカイウ亜科 ヒメカイウ属(ヒメカイウ)
ギムノスタキス亜科 ギムノスタキス属
ラシア亜科 アナフィロプシス属 、 アナフィルム属  、 キルトスペルマ属  、 ドラコンティオイデス属 、 ドラコンティウム属 、 ラシア属 、 ラシモルファ属 、 ポドラシア属 、 ピクノスパタ属 、 ウロスパタ属
ホウライチョウ亜科 アロスケモネ属 、 アミドリウム属  、 アナデンドルム属 、 ハブカズラ属(オウゴンカズラまたはポトス) 、 ヘテロプシス属 、 ホロクラミス属 、 ホウライショウ属( ホウライショウまたはモンステラ) 、 ラフィドフォラ属 、 ロドスパタ属 、 スキンダプスス属 、 スパティフィラム属 、 ステノスペルマティオン属
ミズバショウ亜科 ミズバショウ属(ミズバショウ) 、 オロンティウム属 、 ザゼンソウ属(ザゼンソウ)
アンスリウム亜科 アンスリウム属(オオベニウチワまたはアンスリウム) 、 ペディケアルム属 、 ポトイディウム属
ウキクサ亜科
(クロンキスト体系ではウキクサ科として独立している)
ランドルティア属 、 アオウキクサ属 、 ウキクサ属 、 ミジンコウキクサ属 、 ウォルフィエラ属
・サトイモ科は野菜も含めてすべて危険!?

サトイモ科の植物は野菜も含めると、サトイモからコンニャク(イモ)、尾瀬のミズバショウから観葉植物のポトスまで、実にたくさんの種類から成り立っています。


そしてそのすべてのものに共通することは、多かれ少なかれ『蓚酸(シュウ酸)塩』で総称される「蓚酸(シュウ酸)カルシウム」もしくは「蓚酸(シュウ酸)水素ナトリウム」を含有しているということです。それはなにも観葉植物や園芸品種などふだん私たちが口にしないものに限られているわけではなく、サトイモでもコンニャクイモでも、ほかのサトイモ科の植物と同様に『蓚酸塩』を含んでいます。サトイモはあく抜きをし煮ることによって、コンニャクイモはさまざまな工程を経て加工することによって、『蓚酸塩』を除去または和らげているからこそ、私たちが食べることができるものなのです。

それが証拠に、サトイモでは皮をむくときには手が痒くなったり、コンニャクイモではさらに蓚酸塩を多く含んでいるために、必ずと言っていいほどにゴム手袋をつけて加工しなければ、場合によっては痒さだけでなく、炎症を起こしてしまう場合もあるほどです。食卓の上に並ぶものでさえ、それほどの注意が払われているものなのです。


それが、「食べられない」ということの意味するところはどういうことなのでしょうか。

無論、「食べてもおいしくない・まずい」というのもありますが、「食べれば害になる」というのもあるからこそ、食べられないというものもたくさんあります。サトイモ科では、それは「食べてもおいしくない・まずい」ではなく『蓚酸カルシウム』や『蓚酸水素ナトリウム』を含んでいるために「食べれば害になる」ものに近いからこそ、先人は食べなかったのだろうと推察することができます(実際に私が食べて“人体実験”したことがないので、確実とは言い切れませんが・・・)。


結論を言ってしまうと、人間が食べて害になる(もしくは、なるかもしれない)ものは、からだの小さいイヌやネコでは、さらに少量で害になるということです。

それはなにもサトイモ科の植物だけではなく、すべての植物で当てはまることでもあります。

それらを踏まえて飼い主は十分に注意し気をつけるべきだと思います。


ちなみに、『蓚酸』は「蓚酸カルシウム」も含め、体内で血液中のカルシウムイオンと強く結合するため毒性があり、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されています。


サトイモ科の植物を個別にすべて掲載すると非常に膨大な数になるので、サトイモ科の下部分類群であるそれぞれの『亜科』、さらにその下部分類群である『属』と、そしてその『(主だったもの)』のみを下記に羅列させていただこうと思います。

サトイモ科の植物は、おおよそすべてにおいて、症状として『軽度の皮膚の炎症や痒み』から『胃腸障害』を示すものまで、またその程度が軽度のものから重度のものまで、さまざまにありますので、すべて注意の対象とすることが賢明かと思います。