
| 写真 | 名称(別名)、近縁種 | 科名 |
| 有毒部位 | ||
| 成分 | ||
| 症状 | ||
| 備考 | ||
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スイートピー | マメ科 |
| 全草、さや、種子(まめ) | ||
| 毒性アミノ酸、アミノプロピオニトリル | ||
| 頚椎麻痺、歩行困難 | ||
| 火を通しても消えない毒性を持っているので要注意。 | ||
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スイセン属 ニホンズイセン、ラッパスイセン、クチベニスイセン、キズイセンなど |
ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科) |
| 全草、根、特に球根 | ||
| リコリン、タゼチン、コンバラトキシン、蓚酸カルシウム(不溶性) | ||
| 皮膚炎、呼吸不全、嘔吐、下痢、胃腸炎、頭痛、血圧低下、中枢神経痙攣、死亡、ネコでは心不全 | ||
| 家庭でも多く植えられているが、葉がニラとよく似ているの、誤食による中毒がが多い。 リコリンは食べると最初に強い嘔吐、続いて酷い食中毒症状が出てきて、死亡することもある。ちなみに人間での致死量はスイセンの茎10gと言われている。 たいていは最初の嘔吐で、摂取したスイセンのほとんどが吐き出されるが、場合によっては残ってしまい、それが死亡に繋がるので注意が必要。 |
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スイバ(スカンポ、ショッパグサ、スイッパ)、ヒメスイバ、タカネスイバ、ギシギシ | タデ科 |
| 全草、根 | ||
| タンニン、蓚酸水素ナトリウム(水溶性) | ||
| 流涎、嘔吐、胃腸炎、重度の下痢、筋肉の振戦、瞳孔散大、強直性痙攣、発汗、虚脱、体温低下 | ||
| シュウ酸を含むので料理の酸味づけやチーズ作りの凝固剤として用いられることがあるが、多量に摂取すると中毒の恐れがある。 尿道結石の原因となる蓚酸を含んでいるが、人間の場合は日常的に食べるのでなければほとんど影響は無い。 |
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スギナ | トクサ科 |
| 全草 | ||
| 無機ケイ素など | ||
| 消化器異常、泌尿器異常 | ||
|
日本のトクサ類では最も小柄である。浅い地下に地下茎を伸ばしてよく繁茂するため、農業上はなかなかしつこい雑草である。 |
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スズラン | ユリ科(APG植物分類体系ではクサスギカズラ科) |
| 全草、種子、特に花、球根 | ||
| コンバラトキシン、コンバロサイド、コンバラトキソール、コンバラリン、コンバラマリン、ロデアサポゲニン、セリドニン酸 | ||
| 【初期症状】流涎、嘔吐、激しい腹痛、下痢 【中期症状】心臓作用から脈拍は異常に強盛〜緩徐〜心筋の異常興奮のため脈拍頻数、不規則、細弱。呼吸も浅弱を示し、四肢けつ冷、痙攣、蹌踉,麻痺,呼吸困難 【重症例】昏睡状態、四肢脱力、呼吸麻痺、麻痺性イレウスの症状〜痙攣を起こして死亡 【その他】血液凝固、多尿、蛋白尿、頻尿などの腎炎症状 |
||
| 園芸種で多いのはドイツスズランという種類。「ラン」と付いているが本来は「ユリ」の仲間。春の新芽がギョウジャニンニクと似ているので誤食することがある。 スズランを生けた花瓶の水を飲んでも中毒を起こし死亡すことがあるほど毒性が強いので、家庭では厳重に注意する。 |
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スノードロップ(マツユキソウ) | ヒガンバナ科 |
| 球根 | ||
| ガランタミン | ||
| 眩暈、嘔吐、下痢 | ||
| マツユキソウ(待雪草)ということもあるが、マツユキソウはガランツス属の一種 Galanthus nivalis (common snowdrop) の和名でもある。 北米では希に、キンポウゲ科アネモネ属のAnemone quinquefolia をsnowdropと呼ぶことがある。また、エゴノキ科ハレーシア属 Halesia をsnowdrop treeと総称することがあるが、まったくの別物。 |
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スモモ | バラ科 |
| 葉、未熟果、種子(核、仁の部分) | ||
| アミグダリン(青酸配糖体) | ||
| 嘔気、嘔吐、呼吸促進、口腔喉の痒みや灼熱感、興奮、あえぎ、ふらつき歩行、痙攣、麻痺、重篤では死亡 | ||
| 中国原産。 スモモの果実はモモに比べて酸味が強いことが、和名の由来となっている。 農園で栽培される他、自生しているものもある。 |
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| 写真 | 名称(別名)、近縁種 | 科名 |
| 有毒部位 | ||
| 成分 | ||
| 症状 | ||
| 備考 | ||
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シイノキカズラ | マメ科 |
| 種子 | ||
| ロテノン | ||
| 魚毒、腹痛、嘔吐、呼吸麻痺、痙攣 | ||
| 沖縄以南、台湾、東南アジア、太平洋諸島に生える熱帯性。沖縄ではマングローブ林縁に多く見られる。 | ||
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ジギタリス(キツネノテブクロ) | ゴマノハグサ科 |
| 全草 | ||
| ジギトキシン、ギトキシン、ギタロキシン、ジゴキシン、ラナトシドC、デスラノシド)、プルプニン、ジギニン、ルテリン | ||
| 嘔吐、下痢、頭痛、眩暈、耳鳴、胃腸障害、視覚障害、痙攣、錯乱、不整脈、心臓麻痺、中枢神経麻痺、重症の場合心臓機能停止、死亡 | ||
| 心臓病などの薬にも使われていただけあり非常に毒性も強い。 中毒成分はジゴキシン、ジギトキシンで、心不全の薬ともなる反面、それ自身が心不全の原因になるといった難しい面を持っている。摂取が過ぎると即、死につながる恐ろしい成分である。 花の色は白やピンク、紫、紅色とあり、花の内側に濃い紫色の斑点がある。繁殖力が強いので野生化しているものもみられる。 |
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シキミ | シキミ科 |
| 全株、特に果実、種子 | ||
| シキミン、イリシン、アニサチン、ハナノミン | ||
| 流涎、全身麻痺、呼吸麻痺、呼吸困難、血圧上昇、意識障害、てんかん様痙攣、嘔吐、下痢、眩暈、死亡 | ||
| 仏前に供える身近にある樹木で、痙攣毒をもつものなので、仏壇に飾られているときなどでの誤食には特に要注意。 本州(宮城・石川以西)から九州に分布する常緑の小高木。 シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。 シキミの種子はややシイの実に似ている(なれていれば間違えない程度)ため、誤って食べて死亡した例がある。また、トウシキミの果実(八角)がシキミの果実に非常によく似ているため、シキミの果実を誤って食べ中毒を起こす事故が多い。 ミヤマシキミ、ツルシミキはミカン科の植物で、シキミとは類縁関係にない。 |
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シクラメン | サクラソウ科 |
| 塊根 | ||
| シクラミン | ||
| 皮膚炎、嘔吐、下痢、痙攣、胃腸炎 | ||
| 欧州では17世紀頃から盛んに栽培され、赤・白・八重・ねじれ等、数多くの園芸品種が作られてきた。 根茎にシクラミンというサポニン配糖体を含んでおり、食べると激しい嘔吐が起こり、胃・腸の粘膜をただれさせる。 |
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ジャガイモ | ナス科 |
| 若芽、果実、緑化した表皮 | ||
| ポテトグリコアルカロイド(PGA)としてソラニン、チャコニン(カコニン)、ソラマリン、コマソニン、レプチン、デミツシン | ||
| 嘔気、嘔吐、流涎、発熱、下痢、腹痛、胃炎、食欲減退、眩暈、頭痛、疲労感運動失調(脱力感など)、溶血作用、呼吸困難 【多食】昏睡、死亡 |
||
| PGAはジャガイモ全体に含まれるが、品種や大きさによりばらつきがあり、特に皮層や芽、果実に多く含まれる。そのため、食べる際には芽や緑色を帯びた皮は取り除かなければならない。 発芽部分や緑化した表皮部分に含まれるPGAは加熱調理をしてもほとんど分解されないため家庭での中毒事故が毎年報告される。 毒性はそれほど強くはないが、発症量は小児では成人量の10分の1程度とより少なく、保育園、小学校の自家栽培による発育不良の小芋などは特にPGAの量が多いため、中毒例が多い。芽を大量に食べて死に至った事例もある。 PGAは水溶性のため、皮をむいて茹でたり水にさらすことである程度除くことはできるが、粉ふきいもで中毒した例が報告されているように、除ききれない場合がある。果実は、芽ほどではないにせよ、塊茎と比PGAの含有量は高いため食用に向くとは言い難い。 |
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シャクナゲ、ホソバシャクナゲ、ヤマシャクナゲ、ツクシシャクネゲ、アズマシャクネゲ、キバナシャクナゲほか | ツツジ科 |
| 全株 | ||
| ロードトキシン、アンドロメドトキシン、グラヤノトキシン、ジテルペン | ||
| 嘔吐、下痢、痙攣、呼吸困難、呼吸麻痺 | ||
| シャクナゲは葉にロードトキシンなどのケイレン毒を含み、すべてのシャクナゲで有毒。 ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜種のものを一般的に「シャクナゲ」と呼び、改良種が非常に多い。 ちなみに、葉に利尿・強壮の効果があるとして茶の代わりに飲む習慣を持つ人が多く存在するが、これはシャクナゲに「石南花」という字が当てられているため、これを漢方薬の「石南」と同一のもの(この2つに関連性はない)と勘違いしたためであり、シャクナゲにこのような薬効は存在しない。 |
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シャクヤク、ヤマシャクヤク、ボタンなど | ボタン科 |
| 根 | ||
| ペオネフリン、ペオニン | ||
| 嘔気、嘔吐、消化不良、胃腸障害、発疹 | ||
| シャクヤクまたは近縁植物の根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬であり、日本薬局方に収録されている。 根には配糖体であるペオネフリン、アルカロイドであるペオニンが含まれる。 漢方では多用されて重要な生薬だが、一般的な使用には十分注意する必要があり、毒草として扱うべき。 なお、ボタンについてはさらにウルシオールを含み、接触での症状も示すため別途記載。 |
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ジャケツイバラ | ジャケツイバラ科 |
| 種子 | ||
| タンニン | ||
| 嘔吐 | ||
| 日当たりの良い山野や川原に生える落葉蔓性植物。枝がつる状で、鋭い鉤爪状の棘が付いている。 山地や河原などの陽地に生え、山形、宮城県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する。 |
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シュウカイドウ | シュウカイドウ科 |
| 全草、特に茎 | ||
| ベゴニン、蓚酸カルシウム(不溶性) | ||
| 皮膚炎、胃腸炎(ただれ、びらん)、下痢、痙攣、重篤では急死 | ||
| 園芸種として広く栽培されている。 特に茎に毒性があり、多食してしまうと胃腸のただれ、強い下痢、痙攣を引き起こす。また血液中のイオン組成を乱す。 ベゴニアも同属に属すが、別途記載。 |
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シュウメイギク | キンポウゲ科 |
| 全草、汁液 | ||
| プロトアネモニン | ||
| 【接触】皮膚炎(水泡) 【誤食】口内の腫脹、急性胃腸炎、激しい腹痛、下痢、血尿、消化器出血、嘔吐 【多食】心臓麻痺 【重症】黒色敗臭便あるいは血便、神経症状、呼吸緩除、瞳孔散大、死亡 |
||
| 園芸種から一部野生化し、牛草への混入から家畜の中毒事故が少なくない。 『キク』と名前がつくが、アネモネの仲間。 |
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シュロソウ | ユリ科 |
| 全草、根 | ||
| ベラトラミン、エルピン、ジェルビン | ||
| 嘔気、嘔吐、下痢、手足のしびれ、脱力感、痙攣、昏睡、麻痺、重症の場合意識不明、死亡 | ||
| 山林の中に生育する耐寒性多年草。 山菜のオオバギボウシやギョウジャニンニクと似ているため、毎年のように食中毒が起こっている。 シュロソウにはベラトリンやプロトベラトミンなどのアルカロイドが含まれ、それ自体に嘔気を催す作用を持つ。合わせて、血圧降下剤として用いられることもあり、そのため多食で血圧が下がりすぎる場合もある。あまりに血圧が下がり過ぎると、意識喪失から死亡することもある。 |
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シェフレラ(ヤドリフカノキ、カポック) | ウコギ科 |
| 全草 | ||
| (資料なし) | ||
| 流涎、口唇の炎症ほか、資料がないため不明 | ||
| 原産地は台湾、中国南部。 観葉植物として栽培され、葉は斑入りと斑無しがある。品種は豊富であるが、ホンコン(ホンコンカポック)という品種やその系統のものがよく栽培されている。 シェフレラは、本来はシェフレラ属(Schefflera)の総称であるが、日本では園芸分野で本種の呼称として使われることも多い。また、カポックという別名もあるが、パンヤ科(キワタ科)のワタノキ属やインドワタノキ属にもトックリキワタなどカポックと呼ばれる植物が数種あるので混同しない。 |
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ショウブ | サトイモ科 |
| 根、茎 | ||
| アサロン、メチルオイゲノール | ||
| 幻覚 | ||
| 菖蒲湯で有名。 ハナショウブやアヤメと混同されがちだがまったく別物。 |
||
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ショクヨウダイオウ、マルバダイオウ(ともにルバーブ) | タデ科 |
| 葉、根茎 | ||
| センノサイド、蓚酸水素ナトリウム(水溶性) | ||
| 嘔吐、下痢、黄疸、肝不全、腎不全、不整脈、低カルシウム血症 | ||
| ショクヨウダイオウは野菜の一種として扱われているが、この種類でも僅かにセンノサイドを含んでいるで、敏感な方では下痢を起こしてしまう場合もある。また、ジャムや材料やパイの具に使われるが、大量に食べない限りは強い中毒症状を起こすようなことはない。ただし、葉の部分には、蓚酸が多く含まれるので、葉は食用に使用しない。 |
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シロツメグサ(クローバー) | マメ科 |
| 全草 | ||
| リナマリン、ロタウストラリン(ともに青酸配糖体) | ||
| 嘔気、嘔吐、呼吸促進、口腔喉の痒みや灼熱感、興奮、あえぎ、ふらつき歩行、痙攣、麻痺、重篤では死亡 | ||
| 日本においては、明治時代以降、飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。 ほとんど有毒植物に入れるほどの毒性ではないが、極端なほど大量に摂取した場合ではまったくゼロではなく、また上記の有毒成分を持っているので記載した。通常イヌが食べる程度では問題はない。 |
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シロバナムシヨケギク(除虫菊) | キク科 |
| 花粉 | ||
| セスキテルペン | ||
| 皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状 | ||
| 蚊取り線香の原材料として有名。 優れた殺虫成分を含むため、かつては広く栽培されていた。 最近では化学合成された材料で作られるが、化学物質過敏症などを起こす人もおり、天然の除虫菊を使ったものもが再び見直されてきている。 |
||
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ジンチョウゲ、シロバナジンチョウゲ、ウスイロジンチョウゲ、フクリンジンチョウゲ | ジンチョウゲ科 |
| 乳液、樹皮、根 | ||
| ダフネチン | ||
| 【接触】皮膚炎、水泡 【誤食】口腔内の炎症、水泡、胃腸炎 |
||
| よく庭の植木や街路樹などに利用されている。ダフネチンは触れたところに刺激を与えるため、皮膚炎をはじめ口や消化器にも炎症をを引き起こす成分が含まれているので、枝などを誤って口にくわえないよう注意が必要。 | ||
| 写真 | 名称(別名)、近縁種 | 科名 |
| 有毒部位 | ||
| 成分 | ||
| 症状 | ||
| 備考 | ||
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サイカチ(カワラフジノキ) | ジャケツイバラ科(新エングラー体系とAPG植物分類体系ではマメ科) |
| 豆果、種子 | ||
| サポニン | ||
| 嘔吐、下痢、貧血、消化器官刺激、溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑 | ||
| 日本の固有種で本州、四国、九州の山野や川原に自生する。また、実などを利用するために栽培されることも多い。 豆果は「さいかち」または「そうきょう」という生薬で去痰薬、利尿薬として用いる。またサポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつてはこれを石鹸の代わりに利用した。 若芽、若葉を食用とすることもある。 |
||
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サクランボ | バラ科 |
| 葉、未熟果、種子(核、仁の部分) | ||
| アミグダリン(青酸配糖体) | ||
| 嘔気、嘔吐、呼吸促進、口腔喉の痒みや灼熱感、興奮、あえぎ、ふらつき歩行、痙攣、麻痺、重篤では死亡 | ||
| サクランボは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実をさす。 果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色やブドウの巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもある。中に種子が1つある。 観桜に用いるサクラの実は食用に用いられる桜桃とは違って大きくならず、食用にする果肉部分も厚く生長しない。生食用にされるのは主にセイヨウミザクラの実であり、日本で食されるサクランボもほとんどがこれに属する。その他調理用に酸味が強いスミミザクラの実もよく使われる。 |
||
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ザクロ | ザクロ科 |
| 幹や根、樹皮 | ||
| ペレチエリン、イソペレチエリン、タンニン、ガラナチン、イソクエルシトリン | ||
| 発熱、嘔吐、下痢、胃炎を含む胃腸障害、運動失調、精神混乱、失神、中枢神経麻痺 | ||
| 混乱、失神、中枢神経麻痺などの発症は、ザクロに含まれる栄養素の摂り過ぎで起こる可能性としてごくわずかで、基本的には胃腸障害が主になる。 元々は樹皮を民間薬として条虫駆除に役立てていたが、副作用が強いということで使われなくなった。 「エストロゲンが含まれる」「美容に良い」と注目されたこともあるザクロだが、国民生活センターの調べではエストロゲンは検出されていない。また血流改善や抗癌作用についても過剰に宣伝されたことも一部にはあったが、それらは全く根拠のないものである。 |
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ザゼンソウ(ダルマソウ)、ヒメザゼンソウ | サトイモ科 |
| 全草、根茎 | ||
| 蓚酸カルシウム(不溶性)など、詳細は不明 | ||
| 【接触】茎液で皮膚かぶれ、水泡 【誤食】口腔喉内の灼熱感や炎症、下痢、嘔吐、不整脈、呼吸麻痺 |
||
| 「スカンクキャベツ」という別名があるほど臭気がきつい。 | ||
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サトイモ(ズイキ)、エビイモ、エグイモ、タイモ、タロイモなど | サトイモ科 |
| 全草、塊茎 | ||
| 蓚酸カルシウム(不溶性) | ||
| 【接触】皮膚炎、かゆみ、かぶれ 【誤食】口腔喉内の灼熱感や炎症、嘔吐、下痢 |
||
| 茎の地下部分(塊茎)を食用とする。また、葉柄は、芋茎(ズイキ)といい食用にされる。主要な品種は、小芋が多数できる系統の「石川早生」品種群で、生産の8割以上を占めるとされている。他に葉柄を利用するズイキ用の「赤ズイキ(八頭)」群や京料理に使う海老芋用の品種である「唐ノ芋」、小芋系統で比較的耐寒性がある「えぐいも」群、親芋が太っても小芋がほとんどできない系統である「筍芋」などがある。 里芋を洗うと手が痒くなるが、これは茎や球茎に蓚酸カルシウム結晶が含まれているためである。食品としての芋を洗う場合では、この球茎の皮の下2〜3mmほどにある細胞内に多くの蓚酸カルシウム結晶が含まれており、大きな結晶が僅かな外力によって壊れて針状結晶へ変わり、外部へと飛び出る。 |
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サボンソウ | ナデシコ科 |
| 全草、根茎、根 | ||
| サポニン、サポナリン | ||
| 消化器官刺激、溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑 | ||
| ヨーロッパ原産の多年草で、おもに花壇用に栽培される。 花色は桃色を帯びた白色。変種として赤色や桃色のものがあり、八重咲き種もある。丈夫でやせ地でもよく育ち、日当りのよい所でよく繁茂する。 水に浸けると汁液がせっけんのように泡を出すのでサボンソウの名がある。乾燥した根は去痰薬、体質改善薬に用いる。 |
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サワギキョウ | キキョウ科 |
| 全草、若芽、汁液 | ||
| ロベリン | ||
| 頭痛、嘔吐、下痢、虚脱、血圧降下、意識障害、呼吸麻痺、心臓麻痺、重症では死亡 | ||
| 他のキキョウ類とは花形が全く異なる。 全国の水田、湿地などに自生しているが、開発や乱採などで自生地が減少。普通、群生する。 |
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サンリンソウ、ヤエザキサンリンソウ | キンポウゲ科 |
| 全草、根 | ||
| プロトアネモニン | ||
| 【接触】皮膚炎(水泡) 【誤食】口内の腫脹、急性胃腸炎、激しい腹痛、下痢、血尿、消化器出血、嘔吐 【多食】心臓麻痺 【重症】黒色敗臭便あるいは血便、神経症状、呼吸緩除、瞳孔散大、死亡 |
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| 日本では北海道、本州の中部地方以北に分布し、亜高山帯やブナ帯の森林の林縁や林床に生育する。 | ||
| 写真 | 名称(別名)、近縁種 | 科名 |
| 有毒部位 | ||
| 成分 | ||
| 症状 | ||
| 備考 | ||
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セイシボク | トウダイグサ科 |
| 汁液 | ||
| 不明 | ||
| 不明 | ||
| 観葉植物として出回っているが、樹液は矢毒に使われていたほど強力で、燃やした煙でさえ目を傷めるとされているので十分な注意が必要。 | ||
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セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ、ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ、ヒイラギモチ) | モチノキ科 |
| 全草、特に汁液、果実 | ||
| サポニン | ||
| 消化器官刺激、溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑 | ||
| ヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部、アジア南西部の原産(ヤバネヒイラギモチは中国東北部、朝鮮南部に自生)。 西洋ヒイラギ、またはそれを象った造花はクリスマスの装飾に使われる。園芸用にも人気があり、黄色い実やとげのない葉など、多数の園芸品種が育成されている。ヨーロッパ以外でも、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで栽培されたものが野生化している。 なお、日本に在来のヒイラギはとげの出た葉の形がよく似ているので混同されやすいが、モクセイ科に属し、実が黒紫色に熟す、全く別の植物である。 |
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セネガ、ヒロハセネガ | ヒメハギ科 |
| 全草、根 | ||
| サポニン | ||
| 消化器官刺激、溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑 | ||
| 北アメリカに自生する多年生草本。花期は6月頃で白い蝶形花を咲かせる。 日本ではヒロハセネガを北海道、兵庫県、京都府などで栽培している。 セネガには去痰作用があり、さまざまな医薬品にも利用されている。 |
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セツブンソウ、オウカセツブンソウ、エランティス(セイヨウセツブンソウ) | キンポウゲ科 |
| 根 | ||
| アコニチン | ||
| 嘔吐、頭痛、麻痺 | ||
| 関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。可憐な花は人気が高いが、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。 | ||
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センダン(ニーム)、トウセンダン | センダン科 |
| 樹皮、果実 | ||
| メリアトキシン、カテコールタンニン、テトラノルトリテルペン、アザディラクチン | ||
| 食欲不振、運動失調、流涎、嘔吐、胃炎、下痢、便秘、激しい腹痛、興奮、運動麻痺、痙攣、麻痺、沈鬱、昏睡、循環器系ショック症状、心停止、呼吸困難、呼吸停止、死亡 | ||
| 中毒の転帰は早く、摂取後2〜4 時間で消化器系・神経系の臨床症状が現れ、さらに循環性ショックと呼吸困難を経て死に至る。通常,致死量のセンダンの実を摂取した場合、48時間以内に死亡する。 ヒトの子供の場合6〜8個、犬の場合5〜 6個の実の摂取で死に至ると報告されている。 |
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センニンソウ、フジセンニンソウ、キイセンニンソウ、ヤンバルセンニンソウ | キンポウゲ科 |
| 全草、根、汁液 | ||
| プロトアネモニン | ||
| 【接触】皮膚炎(水泡) 【誤食】口内の腫脹、急性胃腸炎、激しい腹痛、下痢、血尿、消化器出血、嘔吐 【多食】心臓麻痺 【重症】黒色敗臭便あるいは血便、神経症状、呼吸緩除、瞳孔散大、死亡 |
||
| センニンソウ属は世界中に300種、日本には20種以上がある。花の美しいカザグルマや、それに類似の花の美しい外国種が栽培され、クレマチスと呼ばれている。日本産のもので、蔓になって小型の花を多数つけるものはセンニンソウまたはボタンヅルの名で呼ばれる。 葉や茎の樹液は刺激作用が強いので肌につくと水泡ができたりかぶれたりする。治癒しにくい毒性で肌の弱い体質の方はかぶれ痕が残るので特に注意が必要。 |
||
有毒植物 さ行
| 赤色表記=猛毒。ほんのわずか摂取するだけで、重篤もしくは死亡してしまうもの。 |
| 写真 | 名称(別名)、近縁種 | 科名 |
| 有毒部位 | ||
| 成分 | ||
| 症状 | ||
| 備考 | ||
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ソテツ | ソテツ科 |
| 全株、種子 | ||
| サイカシン | ||
| 後躯の運動失調と麻痺、腰部麻痺、跛行、口腔食道胃腸炎症、発ガン性、嘔吐、眩暈、腹痛、痙攣、中毒、呼吸麻痺、呼吸困難、催奇性、死亡 | ||
| 食すると体内の酸で分解されホルムアルデヒドを生じ中毒を起こす。 後躯の運動失調と麻痺が特徴。 種子にはアゾキシメタンを含む配糖体・サイカシンを含み有毒であるが、でん粉分も多いので、皮を剥ぎ、時間をかけて充分に水に晒し、発酵させ、乾燥するなどの処理をすれば食用になる。ただし、水にさらす時間が不十分で毒物が残留していたり、長期間食したため体内に毒素が蓄積されるケースが多く報告されているため、素人が安易に試すのは非常に危険。 |
||
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ソラマメ(ノラマメ、ナツマメ、テンマメ、シガツマメ) | マメ科 |
| 全草、種子(マメ) | ||
| サポニン | ||
| 消化器官刺激、溶血作用、蕁麻疹、多型浸出性紅斑 | ||
| 西南アジアから北アフリカが原産。日本へは8世紀ごろ渡来したといわれている。 食用として用いられるものであり毒性は低いが、生食には注意が必要。 |
||